午前9時頃に30℃超も 早いペースで気温上昇中 暑い時間が長い 熱中症に厳重警戒
2024年06月14日09:50
気温の上昇ハイペース
東京都心は、昨日の午前9時の気温は22.9℃でしたが、今日の午前9時には27.6℃と、昨日より5℃くらい高くなっています。
内陸部で猛暑日も
今年これまでに猛暑日を観測したのは、今月12日(水)の福島県伊達市(梁川)と、13日(木)の福岡県久留米市の2か所のみ。もし今日、近畿や関東で猛暑日が観測されれば、それぞれの地方で今年初めてのことです。
今年これまでで一番の暑さになる所があるうえに、早い時間から気温が上がっていることにより、厳しい暑さが長い時間続きます。まだ6月だからと油断せず、真夏並みの暑さ対策をしてお過ごしください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。