2週間天気 残暑はようやく収まり 北海道では雪の可能性も 台風14号は先島諸島へ
2023年10月01日05:54
1週目(2日~8日)残暑はようやく収まる 北海道では雪?
あす2日(月)とあさって3日(火)は移動性の高気圧に覆われるため、北海道から九州にかけては、広い範囲で晴れる見込みです。ただ、北海道や東北の日本海側、北陸では、にわか雨の所がありそうです。
4日(水)は、気圧の谷が日本海北部に進む見込みです。そのため、北海道の日本海側では夜になると雨の降る所がありそうです。また、本州の南にも秋雨前線が延びるため、九州から関東の太平洋側を中心に雨の降る所があるでしょう。
5日(木)~7日(土)は、気圧の谷が北海道を通過し、気圧の谷の通過後は一時的に西高東低の(冬型の)気圧配置になるでしょう。寒気が流れ込みやすくなります。北海道や東北の日本海側、北陸は雨が降りやすく、風も強まりそうです。北海道の標高の高い所では雪が降る可能性もあります。峠越えで車を運転される方は、冬用のタイヤの準備をした方が良さそうです。東北の太平洋側から九州にかけては、晴れる所が多くなりますが、5日(木)は関東の南を進む別の気圧の谷の影響で関東で一時的に雨が降りそうです。
8日(日)は、西から秋雨前線が近づき、九州から関東付近に延びるでしょう。雨の降る所が多く、雨脚の強まる所もありそうです。北陸や東北、北海道は大体晴れる見込みです。
最高気温は、5日(木)にかけては、平年より高い所が多く、関東から九州にかけては、30℃に迫るような所もあるでしょう。ただ、湿度は比較的低く、カラッとした暑さになる見込みです。6日(金)~8日(日)は、平年並みの気温に戻るでしょう。東北は20℃を少し超えるくらい、関東から九州は25℃前後ほどの予想です。北海道は寒気の影響で平年を下回る見込みです。札幌では15℃以下の日もあるでしょう。季節外れの暑さが続いため、平年並みでも気温の変化を感じるでしょう。体調管理には注意してください。
台風14号は先島諸島に接近
台風が近づく前から湿った空気や、気圧の谷の影響を受ける沖縄は雨が降りやすいでしょう。雷雨や一時的に雨脚が強まることもありそうです。先島諸島では、次第に風が強まり、海上ではうねりを伴った波が高くなる見込みです。
まだ、予報円が大きく、離れた位置を進む可能性もありますが、その場合でも海上の波は高くなりそうです。最新の情報を確認して、早めに台風の備えを終えるようにしましょう。
2週目(9日~14日)天気は秋らしく短い周期で変化 新たな台風が発生する可能性も
10日(火)以降は、晴れる日が多くなりますが、秋の天気の特徴でもある、短い周期で高気圧と気圧の谷が交互に通過する見込みです。雨マークのない日でも局地的に雨が降ることもありそうです。また、複数ある予測の中には、日本の南に新たな台風または熱帯低気圧が発生して、日本に近づくものもあります。まだ先ですが、今後予報が変わる可能性もありますので、ご注意ください。