関西 3連休も激しい雨や猛暑に注意 日ごとのポイントは
2024年09月13日16:28
14日(土) 危険な暑さと天気の急変に注意
また、関西では、台風13号による直接的な影響はないものの、台風を取り巻く暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。明日14日の午後は、南部を中心に雲が増え、雨雲が発生・発達しやすくなるでしょう。市街地でも、急な激しい雨や雷雨の恐れがあるため、空模様の変化に十分注意をしてください。
15日(日) 広く傘の出番 本降りの雨も
16日(月・敬老の日) 北部や山沿いを中心にもうひと雨
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)
外でのレジャーは天気の急変や高波に注意
この暑さをしのごうと川で水遊びを計画されている方もいらっしゃるかもしれません。川では、自分のいる場所で晴れていても上流で大雨になると水位が急に高くなり、危険な状況になることがあります。最新の雨雲レーダーを確認して、上流部も含めた実況や今後の予想を確認しましょう。また、中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。
また、海へお出かけの方は高波に注意が必要です。
関西の太平洋沿岸では、台風13号の影響で、明日14日からうねりを伴って波が高くなるでしょう。台風が遠ざかってからも当分影響が残る恐れがあります。海でのレジャーにもくれぐれもお気をつけください。